2006年2月4日(土)

 

やっと、先日の目眩の件での、精密検査日到来。

マーフィーの法則というか、修理に出した電化製品の法則というか、検査時に限ってその症状が現れないのではないかという懸念があったが、幸いいまだに目眩は続いている。 バッチリ病人であるので、堂々と検査に挑む。 あぁ、病気が治って無くて良かったぜ。

検査は、MRI検査である。
イマイチ、どんな検査か解らずに挑んだのだが、なんか頭より一回り大きいぐらいの洞窟の穴の様なところに、ベッドに横になり頭から突っ込むのである。
以前、CTスキャンを受けたときは、輪っかをベッドに寝たまま通過するだけだったのだが、MRIは頭を突っ込んだ状態で、その周囲のマッシーンをギュンギュン動かしているらしい。 そのため数分間、頭を固定したままでいなくてはならないので結構辛いぜ。
動かしてはならぬと言われると、どの程度まで有りなのかとか、すごいプレッシャーだ。

そう言えば、Iさんは閉所恐怖症なのにMRI検査を受け、当然の如くパニックに陥って、変な結果が出たらしく、それを思い出して1人ウケていたのだが、そんな事で俺も変な結果が出るのはマズイので、なるべく何も考えない様に試みる。
しかし無心に、と思えば思うほど余計なことを考えてしまうな。 だいたい身体が動かせないので、考えることしかしようがない。

そういえば、ラーメンズのコントで、お互い相手の考えている事が相手に伝わってしまうと言う話があったな。
考えを読まれないように、無心であろうとしている相手に、「女の裸が見たい!」と叫んで、相手の頭の中を「女の裸が見たい」でいっぱいにすると言う話だったか。 …なんて考えていたら、俺の頭の中も、「女の裸が見たい」で満ちてきてしまった。
このままでは、検査の結果に以上が出そうで嫌なので、これまたそのコントで用いられた返し技、

「なのは~な ばたけ~ぇに い~り~ひ うすれぇ~♪」

と朧月夜を頭の中で歌ってそれに対抗する。
端から見るとただ寝ているだけに見えるかもしれないが、実は俺の中ではこのような激しい戦いが繰り広げられているなど、検査者も思いも寄らぬであろう。

取り敢えず、朧月夜を歌っていたところ、そのうち寝てしまったらしい。
最初は頭の中が猛烈に働いており、後半は眠っているという、なんかどちらも検査の状態として良かったのかどうか不安ではあるな。

結果はまた後日か。