2007年11月20日(火) タイ(バンコク):さくらゲストハウス

 

川の向こうはラオスか

川の向こうはラオスか

相変わらず早朝に目が覚める。朝の5時。

なんか、旅行中も日本時間のいつもの時間に自然に目をさましているッポイ。日本ではだいたい7時に起きていたのだが、こっち時間だと時差で2時間遅れているので、ピッタリ一致しているぞ。恐るべし、俺の体内時計。

昨日のメコンゲストハウスでの手配の約束の8:30まで、飯を食ったりノンカーイの街を散歩したりする。
途中銀行が開いたので数件入ってみたが、何処でも出来ないと言われた。どうやらKipの換金はラオス国内でしか出来ないらしい。ぐあー。大量のKipが手元に残ってしまったぜ。

8:30になったのでメコンに行ってみると、「鉄道のチケットはココでは買えないよ!」とぶっきらぼうにババアに言われる。
「おいおい、昨日買えると言われたぞ」と言っても、買えないの一点張り。「じゃあ、バスのチケットは?」と聞くと、

「バスのチケットはバス停で買え!」

と言われる。そりゃ正論ではあるのだが、だとしたらこのゲストハウスのツーリストオフィスは何の為にあるんだろうか?その時の担当者のめんどくささ具合によって買える、買えないが変わるのはよくあるのだがそれか?昨日8:30に来いと言った兄ちゃんが見あたらないので諦める。ちなみに、バスではアユタヤには行けないと言われる。

宿に戻りチェックアウト。
宿の親父に、アユタヤに行くには?と聞いてみると、「鉄道かバス」、と言われ、「バスで行けるのか?」と聞くと「行ける」と言われる。んもう、みんな言っている事が違って困っちゃうぜ。
取り敢えず、鉄道にするか、バスにするかが決まらぬのだが、鉄道の駅は遠いので、取り敢えずバス停に行ってチェックしてみよう。

バス停で話を聞くと、バスではアユタヤにはいけぬらしい。まず、ここからどこぞの街移動したら、アユタヤ行きのバスがあるとか。バンコク行きならここから1時間に1本ぐらい出ている。どこぞの街で乗り換えるのなら、バンコクまで行って、アユタヤに行くのもあまり変わらない様な気がする。
鉄道での手段をを調べる手も有るが、駅が遠い。それに、ガイドブックによると、朝の6時頃に1本と、あとは夕方に3本ぐらいの寝台列車があるらしいのだが、その間は普通の列車ないのかあるのか謎。なかったらゲッソリなので、ここは取り敢えずバスでバンコクに向かうことにする。
9時発で、10時間の旅。350B。


19時頃バンコクに到着。

なんか夜ではなく昼の移動なんだが、何だかんだ、長時間のバス移動が、あまり苦痛ではなくなってきた。慣れてきたのか、前のシートが倒れてこなかったり、横にゲロ男がいないぶん快適なのか。
それにしても、相変わらず何処に到着したのか解らん。北ターミナルか、南ターミナルか。なんかこの派手な感じは、北ターミナルの気がするし、北から来たんだから北ターミナルだろうか。
適当に歩いていたら、見覚えのある窓口が。ここは、前回のタイ旅行でアユタヤ行きの符を買った(そしてバスに乗って降り損ねて大惨事に陥った)所だな。ここで、手当たり次第に「アユタヤ」と言ってみると、これまた前回と同じようにあっちだこっちだと言われて、やっぱりあの時と同じ窓口に案内された。
しかし、結局今日のアユタヤ行きの便はもう無いらしい。今日は諦めてバンコク市街に向かうか。

今日の宿は、さくらゲストハウス。
先日泊まった、カオサン・トラベラーズロッジの関連ゲストハウスらしく、ここも日本人宿として有名な様である。中にはいると、こっちは、トラベラーズロッジより節々は綺麗な感じ。しかしドミトリーのベッドが安物なのか、チョット動いただけで、激しくキィキィと音を出してきしむ。俺のベッドは、二段ベッドの上なので、下の人に迷惑をかけそうでうかつに動けず、とても居心地が悪い。ここには、スペシャルドミトリーが、170Bで1段のベッドというか床の間になるので、それにすればよかったのう。
あと、宿泊者同士に会話がない。目が合うと、ツイと逸らされる感じで、なんか空気が悪い。まぁ、これは、その時のメンバーによる物かも知れない。

ベッドがきしむので動く気がせず、寝返りすらするのに気を遣うので、余計なことがいっさいできぬ。荷物を広げての整理もできんので、今日はもうそのまま寝る事にする。