2008年05月28日(水)

 

20080528-0689朝からシドニー病院へゴー。
午前の学校を休む事に。無遅刻無欠席だったのだが残念だ。

通訳の人も時間通り来てくれて、ハンドクリニックで改めて診断。
ここでもやっぱり同じ見立てだ。筋が切れているだかはアレだが、外科手術などしなくても、伸ばして固定していれば、そのうちくっつくと。でも7週間は固定が必要なようだ。まぁ、仕方ないな。
診察後はギブスを作ってもらい、本日の診察終了である。また一週間後にまた病院に来なくてはならない様が、これはギブスの様子の確認のためらしい。

診察的にはもう7週間待って結果を見る以外する事は無いようだ。しかし、俺は7週間後は日本に帰っているので、日本の医者に診て貰うしか無いみたいだ。その時のために、診断書でもくれるかと思ったのだが、

 「mallet fingerと言えば通じるから大丈夫だ。」

と言われて、終了である。それって、単なる「突き指」的な事だけ伝えろという意味か。筋がどうなっていて、どういう状況だからどうしろとか、そう言うのは無いのね。まぁ、症状は自分で解っているから良いか。

取り敢えず今回の怪我による通院で、tendon(筋)、sprint(ギブス、添え木)、plaster(石膏)、mallet finger(突き指)と言う学校では習わないような医学用語(?)を覚えたぜ。


20080528-0690病院から学校に向かう道すがら、同じような旗が多く揚げられているのに気がついた。

旗には”SORRY DAY”とある。これだけだと良く解らないのだが、絵柄等から想像するに、これってアボリジニの「盗まれた世代」への謝罪の日の様だな。
こういった日を制定して、謝罪をしてるのだな。

それにしても、正直オーストラリアに来るまでこういった問題の存在すら知らずに来てしまった(それどころかオーストラリアの成り立ち自体良く知らなかった)のだが、この国に対して少しは理解が深まったんだろうか。

元々今回の留学は英語以外は眼中になかったのだが、帰国を前思うと、語学以外に関してももう少し興味を向けるべきだったと、少し勿体ない気がする。

まぁ、学校の授業でオーストラリアの国についての授業もあったので、最低限の物には触れる事ができたとは思うんだけどもな。