2004年9月19日(日)

 

俺もそろそろ家の3つや4つ持っていても良いお年頃。
今のすみかは道がうるさいわ、上の住人がうるさいわでそろそろ引っ越したい。

と言う事で、マンション購入を随分前から検討していた。 んが、実際検討と言っても特に実行に移すわけでもなく、このままでは何もしない可能性が大である。
つか、心のどこかで「家は結婚してから夫婦で探す物」と言う意識があったと思われる。 んが、このペースで行くと、俺は結婚しない可能性の方がでかいよな。

現在そんな相手もいないし、今後もそう言った出会いの場も思い当たらぬな。
職場を含め俺が参加している集まりは全て男率純度100%だし、学校の廊下の角で走ってきた女とぶつかる可能性もないし、メガネ外したら実は美人な学級委員長も知らないし、許嫁がいるわけでもなく、血の繋がらない妹がいるわけでもなく、甲子園に連れて行く約束をしている隣に住む幼なじみもいないし、母の体内に感情を忘れてきた義兄により誘われて後は解き放すだけの南斗の将もいないし、紳士としていじめられている女の子を助けた後に落とす名前入りのハンカチも持ってないし、死んだパートナーの妹が新パートナーとなっている訳でもなく、未亡人の管理するめぞんに住んでもないし、ニュータイプに覚醒したインド女性もいないし、見合いをすればジャギ女。
もう、これは我が女運は尽きたと言わざるを得まい。 つか、尽きるも何も女運が有った記憶はないのだが。
こんなんで「嫁が出来てから…」なんぞとヌかしておっては鬼に笑われる。 時間を無駄にするので行動にうつさねばならぬわ。

つーことで、とりあえず近所のマンションのモデルルームへ資料をもらいに行く事に。 一応今までに見学するようなマンションは探してはいたのだが、他に見に行くほど気に入った物がなかったという事もある。

モデルルームで、「資料をくれい!」と言ったら、「説明を聞かねばやらぬ」と言われたので、渋々説明を聞く事に。 うむ、話を聞けば聞くほど欲しくなるのう。 まだ一件目だし、見るだけのつもりだったが、凄く欲しくなってしまった。
しかし、値段は3000万円は覚悟しなくてはならんのか。 高いな。 家が買えるんじゃないだろうか。 つか、家を買う値段だったな。

まぁ、最近マンションの相場が安くなったとは言うが、希望を満たすものを探せば、やはりこのくらいはかかってしまうか。
こいつは、さすがに我が財力を持ってしても、一括では払い切れぬな。 ローンとかも考えなければならぬし、買うとなると物件の事以外にも色々やらねばならぬ事が多そうだな。

Tが遊びに来た。
今日、モデルルームを見学しに行ったと言うと、

 「我が嫁曰く、『マンションを持っている男の評価は悪くなる』らしいぞ。」

との事である。
そうなのか? 一昔前は理想の条件に、「家付き、車付き、婆抜き」なんて言われていたじゃん。 俺は家買った後は車買うし、3条件全て該当なのだが近頃は変わってしまったのだろうか。

何故マイナスなのか話を聞くと、

 ・蜘蛛が巣を張って待っている印象を受ける。付き合うと結婚させられそうで怖い。
・結婚後も自分の都合にかかわらず、強制的にその住処が決定してしまう。


あたりが主な理由らしい。
ふ~ん。 ポイントアップで、むしろ財産ねらいが!とか思っていたが、逆にマイナスとはな。

まぁ、幾ら一般的にマイナスでも、俺には周りに女性がおらぬので、全然問題ないけどな。 矢でも鉄砲でも持ってこいって感じだ。

知らず知らずに、更に女性を遠ざける行動をしてた訳ですな。
ならば心おきなく、自分の為だけに家を探そう。 素敵なイビザ島を見つけるのだ。