今日も早朝に起きようと思ったが起きられず、9時頃起きてCHと連絡を取る。やっぱり家が忙しい様で出掛ける事がままならぬと言うことで、今日の約束はキャンセル。今日も1人で九龍公園に向かう。
しかし、やっぱり10時では遅すぎだが、それでもまだ武術の練習をしている人が数人いた。
周りには普通に散歩している人もいるのだがメゲずに練習してるし、散歩している人は別に練習している人に興味も感心もなく、普通に成り立っている様だ。遠めに観察している俺がたぶん公園内で一番怪しい。
ふむ、どうも太極拳はともかく、八卦掌が香港では人気な様だ。香港と言えば南拳、それも詠春拳なのだが、詠春拳は室内で練習するのが常のようだし、外では見ることは出来ないだろう。
香港も台湾の様に、大陸からの移住者が多いので、「香港にだけ残った幻の武術」なんて常々想像して楽しんでいたが、台湾と違って植民地に取られていたとは言え同じ中国だし、訳ありの逃亡者は台湾より香港を選ぶ人はあまり居なかったのかも。あっても、数日の旅行で見つけられる訳ないけども。マカオに関しては、武術とは無縁な雰囲気で、太極拳すらあるか怪しかったな。
遅めの朝食。今回一番ハズした気がする。
よく見ると、葉問の詠春拳の道場の看板は沢山あるなぁ。他門派は何処にいったのだろう。
九龍公園を後にして、一度宿に戻って仕切り直し。
彌敦道(ネイザンロード)を北上して右へ、左へと散歩してみた。
そのうち、油麻地(ヤウマアテイ)地区に突入。
これも拳児からの情報だが、作中では天有楽の武館があって、「まさに黒社会の入会窓口さ」等と言われていた、油麻地(ヤウマアテイ)。ガイドブックにも、「賑やかで香港その物」と形容されいるが、時代の違いなのか危険な感じは全くなく無く、賑やかな買い物スポットでござい。
天后廟の前は公園になっていて一日中武術をやっている人がいると聞いたので、懲りずに期待してたのだが、将棋の様な物で遊んだり、昼寝をしたりしてるひとばかりだった。
天后廟はこの辺りが昔は海に面していた頃の名残で、漁民の守り神を祀っている。
近くのオバサンがおみくじを引いているのを観察すると、スティック状のおみくじが沢山差してある筒状のみくじ立て(?)を前後にガッシュガッシュとゆすり、一本だけをおとしてそれを神託とする様である。しかし、オバサンは何度も全部ぶちまけて拾うを繰り返していて鈍くさい。やっと諦めて適当な一本を選んだようだ。場所が空いたので、俺もやってみたら、これは確かに難しく、俺も何度もぶちまける鈍くささの結果、ようやっと1本選び出した。
はっきりとは分からないが、恐らく悪い結果と思われる漢字が並んでいる。「馬超迫曹」ってあの三国志の故事だろうか。あれは曹操、馬超のどちらにとってもあまり良い出来事ではないもんな。
疲れたのでバスで宿まで戻り、今日の最後のイベントである、ビクトリア・ピークに向かう。
ビクトリア・ピークは例によって香港島の中環(セントラル)にあり、地下鉄で向かう。更にピークに行くには、麓からトラムに乗っていく必要があるのだが、そのチケット売り場がヤケクソに混んでいる。
これを1人で並ぶ気分には到底なれず、ビクトリア・ピーク行きは断念。
その代わり、毎日20時からの行われる、シンフォニー・オブ・ライツ ライトアップショーを見ることにして、九龍側にもどって楽しんだ。
ライトアップショーの後は、晩飯を食い宿に戻ってチェックアウト。
なんか味のあるマイクロバスのカラーリング。 細かい骨があってイマイチ。
これで今回の観光は終わりだが、他に行ってみたかった場所に香港仔(アバディーン)がある。香港島の南にある船上生活者の船がびっしりと浮かぶ観光の名所である。しかし、現在では政府の政策で高層団地が誕生して陸地に定住しているため、もう昔の景観は見ることが出来ないそうだし、時間も無いしと言うことで行かなかったが、出来れば昔日の姿で見たかったなぁ。
空港までは列車で向かうが、八達通のデポジット返金受け損ねた。くそう。
綺麗に使い切ろうと思っても、空港利用税とかその他必要な手持ちのHKDもギリギリだったな。
HKDと言えば、 香港のお金は香港ドル(HK$)。発行銀行が3つあるため、紙幣のデザインが複数ありややこしかった。コインも複数有ったのだろうか?同じ金額の物で異なるデザインの物は俺の手元には来なかったが。
拳児の香港編では、「羅漢銭」と言う、銭形平次と同じくコインをつかった武器が印象的だったが、香港のコインは大きく、厚みもあるものが多いので威力が出そうだった。
写真のコイン(5HK$だったか?)などは、3枚重ねに成っていて重く、2HK$はなだらかではあるが手裏剣のようにギザギザになっていて、これらも殺傷力がありそうだ。さすが香港、油断の成らぬ街だ。
しかし、通貨レートは1HK$=約10円。日本の物価で考えると、感触では額面の2~3倍ぐらいだったので、何枚も投げるには躊躇われる気がする。回収必須で、投げる方向とかに気を遣いそうだ。
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5月 5 2012
2012年05月05日(土) 香港 3日目 | タイ,マカオ,香港旅行(11)
今日も早朝に起きようと思ったが起きられず、9時頃起きてCHと連絡を取る。やっぱり家が忙しい様で出掛ける事がままならぬと言うことで、今日の約束はキャンセル。今日も1人で九龍公園に向かう。
しかし、やっぱり10時では遅すぎだが、それでもまだ武術の練習をしている人が数人いた。
周りには普通に散歩している人もいるのだがメゲずに練習してるし、散歩している人は別に練習している人に興味も感心もなく、普通に成り立っている様だ。遠めに観察している俺がたぶん公園内で一番怪しい。
ふむ、どうも太極拳はともかく、八卦掌が香港では人気な様だ。香港と言えば南拳、それも詠春拳なのだが、詠春拳は室内で練習するのが常のようだし、外では見ることは出来ないだろう。
香港も台湾の様に、大陸からの移住者が多いので、「香港にだけ残った幻の武術」なんて常々想像して楽しんでいたが、台湾と違って植民地に取られていたとは言え同じ中国だし、訳ありの逃亡者は台湾より香港を選ぶ人はあまり居なかったのかも。あっても、数日の旅行で見つけられる訳ないけども。マカオに関しては、武術とは無縁な雰囲気で、太極拳すらあるか怪しかったな。
遅めの朝食。今回一番ハズした気がする。
よく見ると、葉問の詠春拳の道場の看板は沢山あるなぁ。他門派は何処にいったのだろう。
九龍公園を後にして、一度宿に戻って仕切り直し。
彌敦道(ネイザンロード)を北上して右へ、左へと散歩してみた。
そのうち、油麻地(ヤウマアテイ)地区に突入。
これも拳児からの情報だが、作中では天有楽の武館があって、「まさに黒社会の入会窓口さ」等と言われていた、油麻地(ヤウマアテイ)。ガイドブックにも、「賑やかで香港その物」と形容されいるが、時代の違いなのか危険な感じは全くなく無く、賑やかな買い物スポットでござい。
天后廟の前は公園になっていて一日中武術をやっている人がいると聞いたので、懲りずに期待してたのだが、将棋の様な物で遊んだり、昼寝をしたりしてるひとばかりだった。
天后廟はこの辺りが昔は海に面していた頃の名残で、漁民の守り神を祀っている。
近くのオバサンがおみくじを引いているのを観察すると、スティック状のおみくじが沢山差してある筒状のみくじ立て(?)を前後にガッシュガッシュとゆすり、一本だけをおとしてそれを神託とする様である。しかし、オバサンは何度も全部ぶちまけて拾うを繰り返していて鈍くさい。やっと諦めて適当な一本を選んだようだ。場所が空いたので、俺もやってみたら、これは確かに難しく、俺も何度もぶちまける鈍くささの結果、ようやっと1本選び出した。
はっきりとは分からないが、恐らく悪い結果と思われる漢字が並んでいる。「馬超迫曹」ってあの三国志の故事だろうか。あれは曹操、馬超のどちらにとってもあまり良い出来事ではないもんな。
疲れたのでバスで宿まで戻り、今日の最後のイベントである、ビクトリア・ピークに向かう。
ビクトリア・ピークは例によって香港島の中環(セントラル)にあり、地下鉄で向かう。更にピークに行くには、麓からトラムに乗っていく必要があるのだが、そのチケット売り場がヤケクソに混んでいる。
これを1人で並ぶ気分には到底なれず、ビクトリア・ピーク行きは断念。
その代わり、毎日20時からの行われる、シンフォニー・オブ・ライツ ライトアップショーを見ることにして、九龍側にもどって楽しんだ。
ライトアップショーの後は、晩飯を食い宿に戻ってチェックアウト。
なんか味のあるマイクロバスのカラーリング。 細かい骨があってイマイチ。
これで今回の観光は終わりだが、他に行ってみたかった場所に香港仔(アバディーン)がある。香港島の南にある船上生活者の船がびっしりと浮かぶ観光の名所である。しかし、現在では政府の政策で高層団地が誕生して陸地に定住しているため、もう昔の景観は見ることが出来ないそうだし、時間も無いしと言うことで行かなかったが、出来れば昔日の姿で見たかったなぁ。
空港までは列車で向かうが、八達通のデポジット返金受け損ねた。くそう。
綺麗に使い切ろうと思っても、空港利用税とかその他必要な手持ちのHKDもギリギリだったな。
HKDと言えば、 香港のお金は香港ドル(HK$)。発行銀行が3つあるため、紙幣のデザインが複数ありややこしかった。コインも複数有ったのだろうか?同じ金額の物で異なるデザインの物は俺の手元には来なかったが。
拳児の香港編では、「羅漢銭」と言う、銭形平次と同じくコインをつかった武器が印象的だったが、香港のコインは大きく、厚みもあるものが多いので威力が出そうだった。
写真のコイン(5HK$だったか?)などは、3枚重ねに成っていて重く、2HK$はなだらかではあるが手裏剣のようにギザギザになっていて、これらも殺傷力がありそうだ。さすが香港、油断の成らぬ街だ。
しかし、通貨レートは1HK$=約10円。日本の物価で考えると、感触では額面の2~3倍ぐらいだったので、何枚も投げるには躊躇われる気がする。回収必須で、投げる方向とかに気を遣いそうだ。
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By 俺様 • 2012年 タイ,マカオ,香港 旅行日記 • 0 • Tags: 香港旅行