3月 3 1998
エスカレーター | あ行 | 俺様万物網羅百科事典
小さい頃、エレベーターとエスカレーターの(言葉としての)区別が付かなかった頃が懐かしい。
なお、ギネスブックに載っている、世界最短の三段のエスカレーターは、神奈川県、川崎の川崎モアーズの地下2Fにある。世界最短と言われるまで、あまり気にせず近くを通っていたが、確かに短い。
それにしても、止まっているエスカレーターは、何故、「これは絶対止まっている。階段と一緒だ」といくら確認してから歩いても膝がガクガクするのだろうか?
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≫KenMATOBAのメール
☆止まっているエスカレーターが「ただの階段なのに足ががくがくする謎」は、視覚効果による錯覚が原因です。
あの細い縦線がイッパイ並んでいる状態で人間の視覚と空間把握能力は著しく処理能力を低下させられてしまい、遠近感などの通常歩行に必要な視覚情報にエラーが発生しているからなのです。
細い線と階段状というのがミソで、フツウの階段にあの模様を描いたり、他の細かい幾何学模様を描いたりするとガクガクしちゃうんだそうで、階段に模様がついてる建築物が無いのはこの辺りを昔の人が何人か落っこちたりして判ったんでしょうね。
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そうだったのか。
しかし、試しに階段に向かって目をつぶって歩いたり、止まっているエスカレーターに目をつぶって進んでも、やっぱりエスカレーターの方はガクガクした。『いくら頭で考えても、経験上は動いている事を想像してしまうから。』って要因も大きいと思う。
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【関連情報】世界最短のエスカレーター(プチカレーター)
川崎モアーズ 地下一階
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3月 3 1998
アカタン | あ行 | 俺様万物網羅百科事典
花札のアカタンの役に使われる赤札に書かれている文字は、『あかよろし』と読む。 『あのよろし』ではない。
ちなみに『の』に見える文字は、日本には過去数種類のひらがなが存在し、現在使われている1つに統一されたが、その使われなくなった内の1つがあの『の』に似た形の『か』。『可』の草書から生まれたものと思われる。
しかし、『あかよろし』だとして、その意味は不明だ。
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■高木一夫からの情報
「あかよろし」ってのは、「あ『可』よろし」と書いてあり、”RED IS GOOD”といっている訳でござんす。
ちなみに桜の「みよしの」の方は、「御吉野」ってこと。桜の名所は、大和の吉野だから。花が見たけりゃ吉野に御座れ。
これは、「赤よろし」よりも古くて、別なカルタの札が入ったものらしい。3枚全部が「赤よろし」の花札もあるもんね。
なんで、松梅桜で「よろしい」のかっていうと、歌舞伎の「菅原伝授手習鑑」がもとだから。主人公の松王丸、梅王丸、桜丸って。で、彼らの名付け親が菅原道真で、だから松梅桜の上札が「菅原」って役なのです。
という事らしい。 しかし、何故赤がよろしいのだろう。 青はよろしくないのか?
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