4月 6 2013
2013年04月06日(土) セブ(7) ラオアグ行き | フィリピン旅行(10)
寝坊出来ぬと気にしすぎて早く起きすぎた。
チェックアウトしたのち、朝食を食べる時間はあると思い、いつもの食堂に行ってみたら、さすがに早すぎたためありつけず残念。
店の兄ちゃんに今日でセブを去ると挨拶して、タクシーを探しながら道を沿いを歩く。
トライシクルでいいやと思って声をかけたら、空港にはトライシクルは入れないようで、代わりにバイクタクシー呼び止めて、これに乗れと言われた。毎回、買ってに代替の乗り物を決められてしまうな。
今日は、「タホ」を食べるのが第一ミッションである。
「タホ」と言うのは豆腐に蜜をかけたデザートのようなもの。先日の「バロット」と共にフィリピンの国民食であり、「朝にタホ、夜にバロット」がフィリピンの人の定番であるらしい。しかし、「タホ」は朝と言ってもかなり早朝に売り歩く人を見つけなくてはならない。マニラにいた時から毎日探しているのにいまだに見つからないのである。今日は絶対これを食べてやろうと思っている。
バイクタクシーの運ちゃんに「どっかでタホを見つけてくれ。」と告げ、バイクの後ろに乗り込み空港に向かう。
しかしなかなか見つからない。タホ売りはかご担いで、大通りでなく細い道で「タホー!タホー!」と叫びながら売り歩いているらしい。時々それらしい所に停まって耳を澄ますがダメであり、運ちゃんはいろんな人に聞いて周り、なんとか腰を据えて売ってるタホ売りをみつけてくれた。やっと念願のタホを食べることが出来た。
大きめのおちょこのような大きさのカップでPhp5。豆腐にタピオカとアンミツをかけたものだ。豆腐も完全に日本の豆腐と同じ味がしたが蜜が甘いので、トータルですこぶる甘い。フィリピンではなんでこれを朝から食べる習慣になったんだろう。
タホを食べたことに満足し、空港に到着。運ちゃんにはチップも足して払っておく。
結構早く来たのだが、チェックインカウンターは混んでいた。
今回も荷物は持ち込もうと思ったのだが、荷物は7kg以上は有料となって持ち込み出来ないと言われた。行きと同じセブパシフィックなのだが、なんだかルールが違うのだが、多分行きの時が大目に見てくれたっぽい。
仕方ないので、別途php560払い預けることにする。この飛行機はマニラ経由で乗り換えになるのだが、預けた荷物は向こうで載せ替えてくれるので安心だ。(逆にチョット不安もある。)
マニラにつくと、直ぐにラオアグ行きへ乗り換え。
預けた荷物は自動でラオアグまで運んでくれるが、手荷物の方は持ち物検査やり直しなのか。面倒くさい上に、前回のカラの薬莢事件のせいでトラウマとなって嫌なんだが仕方ない。まぁ、あんな事はそんなに無い上に、今回は預け荷物になっていることも有り無事通過。
ラオアグに向かって飛び立つ。
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4月 6 2013
2013年04月06日(土) ラオアグ(1) | フィリピン旅行(11)
お昼前に、ラオアグに到着。
荷物もちゃんと載せ替えられており、ラオラグで無事受け取ることが出来た。大抵心配してる事は的中する事になるのだが、今回は珍しい。
空港からラオラグの町までの行き方がよくわからないので、トライシクルで町中へ向かう。
ココに来て初のトライシクルとなったが、あまり乗り心地良くないな。車高が低く屋根も低くとても窮屈。車次第だとは思うが、サスペンションも悪く、振動がモロに伝わってくる。そして、俺が乗ったやつなんかは、前のガラスに大きなステッカーが貼ってあって、前がよく見えないんだが。
値段は運転手の言い値になったが、Php150。距離的に多分相場かと思う。
ともあれ、ようやくラオラグの町についた。
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ラオアグ(Laoag)は北イコロス州の州都。北イコロス州はルソン島で最も美しい州の一つといわれており、スペイン統治時代の教会が数多く残っている。ここでは、その辺りの街の雰囲気を楽しむことにしよう。
トライシクルには目をつけていたテキシカノホテルで下ろしてもらう。そこで飛び込みで入った所、今日は満室に近くて2部屋ほどしかあきがなく、それらエアコンなしの部屋である。この所とても暑いので一旦違うホテルを探して彷徨うが、どこもエアコンどころか満室である。元々ホテルが少なく、今日は土曜日で大抵満室なんだとか。空港で手配すればよかった。
仕方なしに元のテキシカノホテルに戻り、部屋をゲット。エアコン無しのファンで、トイレ・バス付きで、1泊あたりPhp310。さすがに安い。とりあえず2泊予約だ。
部屋に荷物をおくと、さっそく町へ繰りだす。
昼食には、近くにあったお店に入る。ローカルフードをファーストフード風にアレンジしたようなメニューで、チェーン店っぽい雰囲気。
飲み物は、マウンテンデュー。フィリピンは飲み物はコーラか、マウンテンデューが人気の様である。
俺はマウンテンデューを見るたびに、当時日本でラピュタとタイアップをしてCMしていたのを思い出してしまう。思い出すのだが、あれはマウンテンデューだったか、何か別のドリンクだったか定かではない。とりあえず、「マウン、、、テン、、、デューッ!!」というタメのある掛け声だけは間違いなく脳内再生されてしまい、食堂に入るたびに何度も再生されることになる。
食事の後は、ラオラグ定番らしいルートで「ベル・タワー」と、「聖ウィリアム大聖堂」を見に行く。
・ベル・タワー。しばらくこれが聖ウィリアム大聖堂だと勘違いして見てた。
・聖ウィリアム大聖堂(St.Williams Cathedral)。北イコロス州最古の教会の一つ。戦争や天災で何度もダメージを受けて、その都度修復されてきた。そのためか、見た目新品。俺が入った時は、丁度結婚式が開かれるところだった。
ベル・タワーと聖ウィリアム大聖堂を観光した後ふと思う。ここは他に何があるのだろうか。よく考えるとこの2つ以外見るところがないのでは。町並みも思っていたほど特徴はなく、のんびりするには良い街だが、意気込んで観光する所は無い。まだ午後2時すぎだ。
明日は、ちょっと離れたところにある、サン・オウガスチン教会(世界遺産)を見に行く予定だったのだが、これらな今日中にそっちも見に行って、明日別の町に移動すればよかったか。
まぁ、サン・オウガスチン教会への行き方もまだ良くわからないし、来たばかりでせわしないので、今日は町中をブラブラ・ダラダラしよう。
ラオラグにもスーパーマーケットが有って、ここでようやっと帽子が手に入った。帽子の威力はすごい。これで炎天下数倍外にいる事が可能になった。帽子はフィリピンに来た時から売っている所を探してたのだが、一向に見つからず困っていたのだ。現地の人も結構かぶっているのに、どこで手に入れているやら。サングラスとサンダルはいたるところにあるのにのう。
今日のミッションは、明日のサン・オウガスチン教会への行き方を探ることだ。
この教会、ラオラグから離れているのだが、電車がなく、バスやジプニーで行く様である。しかし、このあたりで最大の見所だというのに、ガイドブックにも殆ど触れられていないので、全然わからない。そこで、観光案内所にも行ってみたが、有るはずの所に見当たらない。ガイドブックによると祝祭日は休みらしい。「観光案内が祝祭日に休むなよ」と言いたいが、それ以上にその建物が見当たらないのだが。なくなってしまったのだろうか。
諦めて部屋に戻って休息をとる。日が暮れた後、夕食と夜景を見にでかける。
ラオラグでは屋台を見かけなかったので、チャオキンに入り、焼きそばと鶏の唐揚げのセットを食べる。あとデザートにハロハロ。ハロハロって、フィリピンではいたるところに有るのかと思っていたが、全然見かけないんだよな。結局チャオキンのハロハロばかり食べている。
帰りがてら宿の近くに屋台村の様なアーケードを発見。あらら、囲まれているし入り口からは分からなかった。ここで夕食を食えばよかった。
なにかしら食べてみたくて、よくわからない赤い色した揚餃子の様なものを(Php40)食べる。お腹いっぱいだからあまり美味しくなく残念。ここにはハロハロの看板もあり、チャオキンばかりでなくここで食べたかった。
あと、バロットもあった。なんかこの所、俺のバロットセンサーが性能アップしたようで、毎日どこかしらで見つけられるようになった。バロットは孵化間際度が日数で分かるのだが、先日のはおそらく11日で結構まだタマゴ状態であるが、今日のは17日と言ってたから、上級者向けと思われる。こいつは、俺にはいただけぬな。
部屋に戻って日程を再考。
うむ、今更ながら、やっぱり明日一日ここにいるのは、後の日程を考えるともったいない。今日中にサン・オウガスチン教会に行って、明日朝から移動すべきだった。
これからとりあえすべく、明日は早朝から教会へ向かい、昼以降に他の町へ移動する事にしよう。明日の宿はキャンセルだ。
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By 俺様 • 2013年 フィリピン旅行日記 • 2